命式を出すと、同じ通変星が並ぶことがあります。これは珍しいことではありません。まず、なぜ重なるのかという構造から見ていきます。
このサイトの命式表では、通変星が出る枠は3つです。年柱・月柱・時柱の3つで、日柱は「自分」を表す基準なので通変星を持ちません(出生時刻が未入力の場合は2つになります)。
一方、通変星は比肩・劫財・食神・傷官・偏財・正財・偏官・正官・偏印・印綬の10種類です。 10種類のどれかが3つの枠に入るので、同じ星が2つ並ぶことは、何か特別なことが起きた結果ではありません。むしろ全部が違う星になるほうが、枠の数から見れば限られた形です。
「他のサイトでは3つだったのに、ここでは2つしかない」ということが起こります。理由は数え方が1つに定まっていないことにあります。
このサイトは天干に対する通変星だけを出しています。蔵干は扱っていません。その理由は蔵干を出していない理由に書いています。 数が合わないと感じたときは、どちらの数え方で出された結果なのかを先に確かめると、戸惑いが減ります。
同じ星が複数あるとき、その星が表す性質が出やすいと読む解説が一般的です。1つだけのときより、その傾向が目立つ、という捉え方をします。
ただし、これは強さの度合いの話であって、良し悪しの話ではないと説明されることがほとんどです。 同じ性質が、ある場面では前に進む力として、別の場面では行き過ぎとして語られます。どちらの面が出るかは、他の柱との組み合わせによって変わるとされます。
なお、数の多さそのものに吉凶の判定を与える書き方は、現代の解説では避けられる傾向があります。このサイトでも、数を根拠にした断定は書いていません。
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