四柱推命の十二運の1つです。
十二運の3番目。十二運は、日干と地支の組み合わせを12の段階で表したもの。
大人として認められる段階にあたります。社会に出ていく勢いから、前向きさや自分を通す力を読みます。その勢いは、道を切り開く推進力とも、周囲との折り合いをつけにくい面とも説明されます。
※ 用語の読み方は流派によって異なります。ここでは複数の解説で共通している範囲を書いています。
十二運は、4つの柱すべての地支に出ます(時刻が分からない場合は年柱・月柱・日柱の3か所)。このサイトの計算で数えると、冠帯がどこかに出る割合は4か所で約30.9%、3か所で約24.6%でした。十二運12種では4か所で約28〜31%の幅に収まり、「死」「墓」「絶」も同じ水準です。
日柱だけは事情が違います。日柱の干支は60通りで、干と支の陰陽は常にそろう組み合わせになっています。そのため60通りのうち冠帯になるのは6通りで、十二運によって6通りのものと4通りのものがあります。
※ 1940/1/1〜2009/12/31の全25,568日について、12の時刻帯を均等とみなし、東京の経度・このサイトの計算の流儀(計算の仕様)で数えた目安です。実際の出生数は季節によって偏りがあります。
十二運は「長生・沐浴・冠帯・建禄・帝旺・衰・病・死・墓・絶・胎・養」の12の段階で、最後の養のあとは長生へ戻ってめぐります。冠帯は長生から数えて3番目です。
「冠帯」は、冠をかぶり帯を締めた正装を指す言葉です。複数の解説が、平安時代の装束「衣冠束帯」や、成人の儀式である元服・成人式にたとえ、成人して社会に出ていく段階として説明しています。
沐浴・建禄との違い
冠帯の前後の沐浴・建禄も、若さや一人前を連想させる段階です。多くの解説は、沐浴を大人になる途中の揺れやすい時期、冠帯を成人して独り立ちする時期、建禄を社会の中で自分の力で安定して立つ時期として、順に書き分けています。