四柱推命の十二運の1つです。
十二運の6番目。十二運は、日干と地支の組み合わせを12の段階で表したもの。
頂点を過ぎ、勢いが落ち着いていく段階にあたります。ここから、経験に裏打ちされた落ち着きや、現実を見る目を読みます。派手さは減ると説明される一方、その静かさを深さや安定として読む解説も多くあります。
※ 用語の読み方は流派によって異なります。ここでは複数の解説で共通している範囲を書いています。
十二運は、4つの柱すべての地支に出ます(時刻が分からない場合は年柱・月柱・日柱の3か所)。このサイトの計算で数えると、衰がどこかに出る割合は4か所で約28.3%、3か所で約21.8%でした。十二運12種では4か所で約28〜31%の幅に収まり、「死」「墓」「絶」も同じ水準です。
日柱だけは事情が違います。日柱の干支は60通りで、干と支の陰陽は常にそろう組み合わせになっています。そのため60通りのうち衰になるのは4通りで、十二運によって6通りのものと4通りのものがあります。
※ 1940/1/1〜2009/12/31の全25,568日について、12の時刻帯を均等とみなし、東京の経度・このサイトの計算の流儀(計算の仕様)で数えた目安です。実際の出生数は季節によって偏りがあります。
十二運は「長生・沐浴・冠帯・建禄・帝旺・衰・病・死・墓・絶・胎・養」の12の段階で、最後の養のあとは長生へ戻ってめぐります。衰は長生から数えて6番目です。
十二運は人の一生を12の段階にたとえたもので、衰は力が最も大きくなる帝旺の次に置かれています。複数の解説が、第一線を退いて円熟していく時期にたとえています。字の印象とは違い、現代の解説は衰退よりも円熟の段階として説明するものが多くあります。
「衰運」とは別の言葉
「衰運」は、運の勢いが落ちている時期を指す一般的な言葉です。命式に出る十二運の「衰」は、日干と地支の組み合わせで決まる段階の名前で、「衰運」とは別の言葉です。十二運の衰について、現代の解説は「衰えていく時期」より「落ち着きと経験の段階」として説明するものが多くあります。